Windows10：初期化後『ユーザー名がおかしい!?』安全に変更する方法

パソコンを購入し一通りセットアップが完了した頃、ウインドウズが不安定になりました。それであらゆる方法を試した結果、改善されたりブリ返したりを繰り返すので、思い切って初期化に挑戦してみました。

ちなみに、データを扱う仕事なのでバックアップは確実です。

意外と簡単だったので、もう少し整理整頓を工夫すれば定期的に初期化しても良いかなと思った矢先『ユーザー名』表示がおかしいことに気付きました。簡単に変更出来ない箇所なので、困ってしまった訳ですね。

今回は安全性も考慮して『ユーザー名』の変更方法を提案したいと思います。

『Windows10』リセット

本題に入る前に、ウインドウズの初期化方法を記載しておきますが、目的違いの方は飛ばして下さい。

最近のパソコンは『リカバリーディスク』の存在がありません。PCから直接『USBフラッシュメモリ』で作成する方法が主流となっていますが、初期化レベルであればWindows10の機能に組み込まれているので、手ぶらで対応可能です。

『スタート』⇒『設定』⇒『更新とセキュリティ』へ入ります。

左カラムより『回復』⇒『開始する』を選択します。

『個人用ファイルを保持する』だと解決に至らないこともあるので『すべて削除する』を選びました。
この部分は、段階的に行っても良いと思います。

気にせず『次へ』をクリック。

『リセット』を押すと、もう後戻りは出来ません。
再起動を繰り返し、きれいな状態に生まれ変わります。

小手先の設定変更は危険

初期化後、新たな気持ちでアプリのインストールをしがちですが、ちょっと待って下さい。
色々入っている『ユーザーフォルダ』を見てビックリするかも知れません。

『ユーザー名』が中途半端になっていました。
直そうとして右クリックしても『名前の変更』項目がありません。

これって、簡単に変えられちゃ困ることを意味しているんですよね。
ネットで調べてみると、まぁ困っている方の多いこと。

そして皆、解決に至っていないから驚きです。

『ユーザーアカウント』を変更してもユーザーのフォルダ名は変更されないので、新規ユーザーを作り『管理者権限』を渡して、大元を削除して再起動してみたいな方法がありましたが、複雑な上、結果ダメでした。

ユーザー名は『段階層住所』の重要部分なので『レジストリ編集』で無理やり変更すると不具合の原因にもなりますし、場合によっては変更箇所が多過ぎて現実的では無くなるかも知れません。

結果、小手先での変更は危険と見なし、初心に帰ることと致しました。

答えは起動後の入力に有り

『Windowsn Me』世代なのでリカバリは日課でしたが、Macへ乗り換えてからは一度もやっていませんでした。
どことなく懐かしい感覚はあったのですが、そんなことよりパソコン上の仕事をやらなくてはなりません。

そう、初期化とは『異常事態』であることを、もっと認識しなくてはならないのです。

結論を言うと、パスワードを素直に設定する方法で『このPCを使うのはだれですか？』のラインで進むのが正解でした。でも、ここがちょっと厄介で、知らなければ完全にスルーしてしまいそうなのです。

パスワードでのログインを停止している方は、確実に掛かる罠でしょう。

さて、ログイン入力には種類があります。
『ユーザー名』を決め『パスワード』を設定すると『ユーザー名』がそのまま反映されます。

しかし『Microsoftアカウント』でログインすると、メールアドレスの先頭部分が中途半端に『ユーザー名』となってしまうようです。

せめて、＠の前までなら許せますが、中途半端は耐えられません。
結果『Microsoftアカウント』でログインした人々が、苦しめられる仕様なのですね。

よって正解は『Microsoftアカウントログインを選択しない』でした。

ちなみに『パスワードでのログインを解除』している方は、上記リンクの方法で、再設定して下さい。

また、この記事を読むと今回見事にハマった流れが掴めると思います。