梅雨が明けたら暑くなることは明確ですが、このタイミングでダイキンのエアコン『AN22JNBS-W』が故障しました。本体スイッチによる強制運転で冷やすことは可能なので、とりあえずは一安心。
調べたら部品交換で直せそうだったので、経緯をメモとして残します。
目次
故障の原因を探る
『AN22JNBS-W』は、2008年製(12年目)とかなり古いので、いつ壊れても文句ありませんが、使えるうちは使いたいのです。ちなみに昨年は、自分で内部洗浄にチャレンジしたので、それが故障の原因である可能性は消えない為、もはや悔いもありません。
あれから、二階建ての我家のエアコンは全て洗浄しましたが、今回が初不具合です。
本体の故障!?
まず疑うべきは、本体の故障です。
今回は冒頭で触れた通り、本体スイッチによる『強制運転』が可能で問題無く冷えました。よって本体もしくは、ガス漏れの疑いも晴れました。
リモコンの故障!?
リモコン操作が出来ない原因の定番は電池切れですが、さすがにそれは事前クリアです。となると、リモコン故障を疑います。チェックは、カメラで赤外線部分を撮影して確かめる方法がありますが、これにはヒットせずで、故障か否かは不明でした。
マルチリモコンで解決かと思いましたが『隣の部屋のエアコンが同型だった』ことを思い出し、動作チェックを行うと、隣の部屋は正常運転出来るので、リモコンは壊れていないことが証明されました。
リモコン受光部『3P185701-1』の故障!?
正解は、本体スイッチ内部の基盤故障でした。
3つのライトの下部分が『強制運転』のボタンで、奥の茶色いプレートが『3P185701-1』基盤です。
3つのライトの上部分のシルバーパーツが、リモコンセンサーです。
ならば、ハンダ付けで間に合うかもと思い、受光部パーツを注文しました。
何度もテストしながら、ハンダチャレンジを行いましたが、基盤の通電箇所が細か過ぎて私のレベルでは無理と判断。虫眼鏡で拡大しながら頑張りましたが、ハンダは人を選びます。
大人しく、基盤ごと交換することにしました。
『2036500』は『3P185701-1』
工程はバラし作業が先ですが、その前にパーツ注文について先に書きます。
エアコンから抜き取った基盤に『3P185701-1』と型番があったので、ネットで検索してみると販売サイトまでは辿り着けませんでした。情報が少ないんですね。
このパーツは『プリント基板』と呼ばれており、製品番号の『2036500』でヒットしました。
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http://www.eakon-partsmania.com/shopdetail/000000001707/
www.eakon-partsmania.com
どうやら、ここでしか手に入らないようです。
しかし、体型式は『F40MTEP,F56PTEP,AN56MEBBP,F56NTEP』となっており、これはエアコンの型番で商品写真は準備中なので『3P185701-1』であることの確認は取れません。更に送料は『1,500円~』と中々の強気です。
本体価格と合わせ『3,000円』越えですが、チャレンジは嫌いではありません。
そんな経緯で、無事『3P185701-1』を手に入れることが出来ましたが、末尾が『2』のシールで変更れている為、もはや取り付けてみないと分からない状況に興奮します。
裏は、こんな感じです。
『AN22JNBS-W』のカバーを外す
ネジは赤丸3ヶ所で、フィルターと、風向きパネルを外し、エアコン下からズラせば外れます。比較的、外しやすい部類で、これより後の時代のモデルは、爪が増えたように思います。
電源部のカバーは、外れます。
裸にすると、こんな感じです。
目指すは、電源部下のリモコン受光部です。
カバーを見ると、形状が分かるので出しますね。
3連の信号機のような箇所はライトを入れる場所で結構、装着時に気を使うと思います。
基盤は、両サイドの爪で抑えられることさえ分かれば、あとは簡単です。
エアコンから、このカバーを外し、続けて基盤をカバーから外します。
カプラー配線の短さが、作業を難しくしています。
まぁ本来、バラす前提では無いですからね。
次に、カプラーを抜きましょう。
新パーツに交換し、動作確認をして動けば万歳\(^o^)/
あとは、逆の工程で戻して下さい。
少々、手こずるかも知れませんが、ライトの穴と基盤の縦軸挿入が出来れば大丈夫。