リグパーツの便利アイテムである『チーズプレート』のカスタマイズ度合いを利用し、リグ組みの際、ほぼ乗せるであろう『モニターマウント・SSDクランプ・バッテリーマウント』をまとめてみました。
また、脱着も簡単に出来る最強仕様なので、自慢したいと思います。
目次
『BMPCC4K』チーズプレートでネジの緩み問題を解決する
どの辺が最強なの?
シネマカメラのリグ組みは、カメラを覆うゲージをベースに取り付けて行きますが、いざ持ち運ぼうとすると大き過ぎて困ってしまうものです。それで出っ張る部分をバラすのですが、移動の度に繰り返すとそれなりに時間が掛かってしまいます。
なのでガンダムのように、メインパーツのドッキングだけで済ませられないか考えてみたら『チーズプレートが有るじゃないか!!』と閃いた訳です。
レンズマウント上のスペースに、ロッドプランプ経由で装着すると、このまとまり様(^^♪
かなり、スマートにまとめることが出来ました。
モニターの可動域は、こんな感じです。
他のパーツと干渉すること無く、上下左右に動きます。
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BMPCC4K:『緩まないモニターマウント』シネマカメラのリグ沼 - MiyabiyMo Studio
ブラックマジックのシネマカメラは相変わらず最高で、いじくればいじくるほど底無し沼にハマってしまい、今週末も暮れようとして ...
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ちなみにパーツネジの緩み問題も、解決済です。
リグパーツの取り付け
写真を見てもらえれば、パーツの取り付けは分かると思うので、順番と注意点を、説明致します。
チーズプレートは、それなりに大きいですが、バランスと干渉を考慮すると、それほど自由度はありません。
よって、稼働部分であるアームを最優先に取り付けます。
モニターアーム
『赤⇒』は『ユニファイ規格1/4ナット』で、ホームセンターなどで安く買えます。
溝の端を使用して、モニターアーム側のネジを受ける形で閉めました。
端に寄せた理由は、他パーツのスペース確保の意味もありますが、真下に来るフォローフォーカスの位置調節ネジが触れるよう配慮してあります。
SSDクランプ
続いて、SSDクランプの位置を決めます。
『青⇒』で同じく『ユニファイ規格1/4ナット』を使用しました。
使用するクランプの形状にもよりますが、あまり外側に出すと撮影時に干渉リスクが増すので、なるべく内側に納めました。SSDでの記録が快適なので、今後、買い足す予定です。
まさかのSDカードクラッシュ
※録画中にクラッシュし壊れたカード事例
BMPCC4Kは小さくは無いので記録はカメラ内部で行いたいと思い、SDカードを試みました。
しかし、事件が起きます。
録画中に停止し、その後、パソコン・カメラ・レコーダー等、全ての機器で試しましたが読み込みもフォーマット出来なくなり壊れてしまいました。推奨カード情報等もありますが、使えないのは仕方ないとして、壊してくれなくてもいいじゃんと思います。ちなみに録画の品質は『BrackMagic RAW 12:1』でした。
以前、BMPCCで使えそうなメモリカードを、Amazonレビューで模索していた際、同じ症状になった方がいましたが、ググっても出て来ないので、まれな事例なのかも知れませんが、もう怖くて使えません。
バッテリープレート
バッテリープレートは、アームマウントの可動域を邪魔しないぐらいに離します。
逆に、SSDクランプとは接地していても問題ありません。
ただプレート左右に、DCコネクターがあるので端子部分は抜き差しを想定したスペースを確保します。
プレート自体にネジ切がしてあるので、チーズプレートの溝部分を利用し下側からボルト締めしました。
ゲージ本体との合体
ゲージとの接続は、ロッドマウントから飛び出さない位置と決めておけば、いつでもピッタリハマります。水平はもう一本装着してあるフォローフォーカス用のロッドの上に乗せれば取れるので、この2点固定で毎回、同じ位置に素早く取り付けることが可能です。
これで移動有りの撮影でも、カバン収納から、取り出してスピーディーな組立が叶います。
勿論、通常のカメラのように直ぐ撮影とは行きませんが、シネマカメラにおける時短と安定は、作品の質を向上させてくれるはずです。