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BMPCC4K:シネマカメラのリグ沼

SmallRig,シネマカメラ

ブラックマジックのシネマカメラは、最高です!!
面白過ぎ、検証すること多過ぎで、休日が直ぐに終わってしまいます。

中身も大事ですが、カッコから入るタイプなので、リグの構築を楽しんでおります。
何度も組み直し、とりあえずの答えが出たので、メモとして残したいと思います。

『BMPCC4K』シネマカメラのリグパーツ装着

BMPCC4Kを選んだ理由

これから、Blackmagic製品に手を出す方がいるかも知れないので、まずはカメラ選びについて書きたいと思います。『そんなことより、リグ情報を出せ!!』と言われそうですが、経験者ならばこの段階の重要性が分かるはずですよね。

・BMPCC4K

・BMPCC6K

・BMPCC6K Pro

・Panasonic GH5mark2 or GH6(発売待ち)

・Sony α7s3

2021年夏の市場のラインナップを見てみると、有力候補に上がるのは、こんな感じではないでしょうか。この先の選択は、センサーサイズと手持ちレンズに起因すると思いますが、あえて茨の道を選ぶというのは言い訳で、単純に『シネマレンズを使ってみたかったから』となります。

まぁ、これに惚れてしまったということで、写り最高、操作性抜群でした。

それはともかく、マイクロフォーサーズマウントを選んだ場合、候補として発売されたばかりの『Panasonic GH5mark2』がありますが、配信を意識したモデルなので、やや興味が薄れます。とは言え、ボディー内手振れ補正が優秀でLog撮影も出来る為、年内発売の『Panasonic GH6』には興味津々です。手持ちのジンバル『Zhiyun Weebill S』にも気軽に載せられるサイズ・重量なので、普通に考えれば『GHシリーズ』を選ぶべきです。

ただ、そうなるとAF性能が格段に優秀な、Sonyの『αシリーズ』も気になり、特に暗部に強い『Sony α7s3』だと写真も動画も行けるので仕事にも有利になりそうですが、フルサイズ機なんですよね。そうなると『meike』のシネマレンズは使えず、本末転倒。ちなみに普段は、Canon教信者な為、8Kも撮れる最新の『EOS R5』で良いじゃんとなってしまい、思考がグルグルするのです。

そんな中『Blackmagic RAW』を使ってみたい欲望に取り付かれ『BMPCC』へ戻って来るのですが『BMPCC6K』だと『スーパー35センサー』で『EFマウント』となり、レンズはたくさん持っていますが、それだと可動式モニター付きの『BMPCC6K Pro』が浮上し、やっぱり『meike』のシネマレンズが使えず、値段的にも『EOS R5、買えるじゃん』となってしまい、シンプルに『BMPCC4K』となった次第です。

素晴らしいカメラであることは絶対ですが、全てがマニュアルでボディー内手振れ補正も無いので、フィルム時代に戻ったかのような感覚さえ覚えます。焦点距離による考え方、握りや構え、三脚の使い所など、便利さゆえに忘れてしまいがちな撮影の基本が、じんわりと心に沁みます。

なぜ、リグを組むのか?

ブラックマジックのポケットシネマカメラは、決してポケットに入るようなサイズ感ではありません。すごく綺麗に取れる反面、ごまかしの効かない部分がわんさかあるので、覚悟の無い方は前項のオートタイプカメラを選ぶ方が無難です。

一コマ一コマ、じっくりと手を掛けて撮ることに向いているカメラなのです。

今回は強そうな、フルゲージを選びました。

それなりに重たいので、時々『ハーフゲージにすれば良かったかも』という罪悪感に襲われますが、ゲージ部が少なくなるとパーツの取り付け自由度が減るので『決断は間違っていなかった』と自分をなだめています。

バッテリーの消耗が異常に早い

あまりにも有名な話ですが、内部収納するキヤノン系バッテリー(LP-E6)だと、30分も持ちません。なので長く撮りたい場合は、ソニー系(NP-F)で、仕事で使うことを想定するなら(Vマウント)を採用すべきです。

バッテリーの位置は最も時間を掛けて検証し、バランスの都合でレンズ上に(NP-F)を乗せることにしました。

オレンジ色で有名な『Vemico』ですが、ちょっとうるさいので黒をチョイス。
サイズは一番大きい(NP-F970)としました。

バッテリー周りは最重要パーツなので、アダプタープレートは、最新版を選択しました。

ロッドにロッドクランプを乗せています。ロッドクランプ側にはネジ切りがない為、下側から刺して上のバッテリープレートのネジ切りで絞めています。

普通の工程ですが、後ほど解説する『SSDクランプ』固定が特殊なので一応。

また、上部画像右側のロッド固定は後ほど紹介する『フォローフォーカス』付属の『NATOレール付きロッドクランプ』を使用しています。

Vマウントを選択するなら、カメラ下部にロングクランプを通し、液晶背面位置にバッテリーを乗せる方法が一般的でしょう。ただ一気に大きくなるので、担ぎパッド変態仕様になるはずです。

今後検討している、Vマウントバッテリーはこちら。
三脚ネジが付いている為、収まりもバランスも良さそうです。

SSDの位置に悩む

今までのいわゆる『ビデオカメラ』に比べ、驚くほどのデータ量になる為、コスパを考えるとカードより『SSD』を選ぶことになるはずです。それで『SmallRig』からも専用クランプフォルダーが出ているのですが、思った以上に取り付け位置に困ります。

・『USB-C』ケーブルの接続部分の破損を想定し、フロント向きに刺したい。

・精密機器な為、目の届く位置に取り付けたい。

・メディアチェンジがスムーズに行えるようにしたい。

『SSD』に対する理想を並べると、こんな感じです。
カメラマンにとってデータは命なので、最もこだわりたい部分です。

バッテリーもメディアも、カメラの標準位置に収めることが出来れば困りませんが、カード1枚に、10万円は出せません。

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無難に、この組み合わせとしました。

あれこれ悩んだ結果、録画ボタンとマイクの間に収めることにしました。
この取り付けは、結構マニアックなので参考程度でお願いします。

分かり辛いですが、画像左上に『ナット』が2つ見えるかと思います。これはホームセンターで購入した、unc1/4(ユニファイ)規格のナットで『SSDクランプ』にも『ロッドクランプ』にもネジ切が無い為、使用しました。

『ロッドクランプ』は2つ使用します。1つ目を画像赤枠の部分に固定し『ロッド』を通して固定し、そこへ2つ目の『ロッドクランプ』を上下逆さまで通します。その上に『SSDクランプ』を乗せる形で重ね、プレート付属のボルトとユニファイナットで固定します。

この方法を知っておくと、いつか役に立つ日が来るかも知れません。

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底部分が写っているので、ついでに紹介します。
ビデオ雲台のクイックシュープレートを取り付けることにより、カメラの転倒を防ぎます。

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現状では満足ですが、こっちのマウントの方が優秀かも知れません。
と言うのは縦置きで、リグ左上のコールドシューを利用出来ると思ったからです。

そのうち、チャレンジしてみます。

ケーブル端子を守りたい

ボディー左側面にある、MDMIのモニター出力と、USB-CのSSD接続端子部分は破損したらおしまいなので、これまた重要です。極力抜き差しを控えるべく、ケーブルクランプや変換アダプターを装着した方が安全です。

この部分も、いくつか選択肢がありますが、ケーブルを上向きに逃がすことが出来るタイプを選び正解でした。

クランプタイプは横方向の幅が広くなるイメージで、抜き差しは直接なので微妙です。また、L字変換タイプは後方に端子口が来る為、手持ち撮影での干渉に気を使いそうだと考えました。

同じく左側面に『サイドハンドル』を取り付けることにより、更なる端子保護と行き場の無いケーブル類の長さ調節の巻き取り用途にも使えると考えました。また、この後紹介する『フォローフォーカス』の左手を当てがう場所として有効です。

『サイドハンドル』の接続は『NATOレール』タイプを採用しました。
高さ調節や取り外しも簡単に行える為、おススメの企画です。

レンズとフォローフォーカス

冒頭で『meike』のシネマレンズを推しておきながら恐縮ですが、レンズアダプターを使用して『FEレンズ』を取り付けています。この部分もかなり深い内容が含まれる為、今後別途記事で紹介する予定です。

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『フォローフォーカス』は重くなるので正直、有っても無くてもいい存在かも知れません。ただこれは、装着するレンズによるので、結局は持っていて損は無いと思いました。

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『SmallRig』と『TILTA』で迷うますが、どちらも素晴らしい製品で、特にピント幅の狭いスチルレンズに有効です。

『meike』にはギザギザの『レンズリング』が標準装備されていますが、スチルレンズには無いので『フォローフォーカス』の有無に限らず、装着した方がピント合わせに有利です。

『SmallRig』付属の『ギアリングベルト』はイマイチなので、別途用意した方が良いかも知れません。

『ロッドクランプ』はこの位置に取り付けました。
ただし、真ん中のネジが『3/8』なのと、ネジ穴同士のピッチが異なる為、工夫が必要です。

画像中央であるレンズ上位置に『1/4』へのネジ穴変換スレッドが見えると思います。これは、真ん中の『3/8』ネジ穴の下方向(カメラコールドシュー上部)から上に向けてねじ込んだスレッドで、ヘッド部分の突起干渉を防ぐ技で、これにより『ロッドクランプ』が歪むこと無く、取り付けることが出来ました。

よって『NATOレール』オン『NATOレール』となりました。

モニター接続

外部モニターは、あった方が撮影しやすいと思います。
多くの製品が発売されていますが、考え方は2つで、レコーダー機能が有るかどうかです。

7インチもありますが、高くて重いです。
フットワーク重視なら、5インチで十分でしょう。

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ATOMOS
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ド定番は『NINJA V』で、取り回しは最高で専用リグもあります。
ただ、収録フレームレートに制限があるので、目的に応じて選びましょう。

屋外撮影時の『サンフード』も一応、購入しました。
思った以上に造りが良く、使いやすいです。

マウント装着すると、タッチスクリーン操作がやり辛いという意見もありますが、私の感覚だと許容範囲です。

モニターの電源コードは、バッテリーまでの距離が近いので短いタイプを仕入れました。長さがピッタリなので、リグを組み直した場合は使えなくなりそうですが安いので、その時はリピートします。

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トゥルーダイナ(TRUE DYNA)
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『バッテリーアダプタープレート』は『12V』と『7.4V』のアウトプラグ端子が付いていおり、2つの付属ケーブルに応じて指定があります。付属の『ダミーバッテリーケーブル』と『TRUE DYNA』ケーブルは『7.4V』接続で被ってしまう為、カメラと液晶モニター同時給電の際は、カメラ側を『DC-LEMO 2ピン給電ケーブルの利用にすることで可能となります。

モニターマウントは、締め付け調節ネジの無いものが主流ですが、赤いアルマイトがカッコイイので、これにしました。
『ネジロックスロット設計』という六角レンチで締め付け出来る仕様なので、緩む心配もありません。

『HDMI』と『USB-C』のケーブルが上方向に抜けるタイプで、NATOレールのハンドルグリップ採用なので、カメラ側とモニター側を直ぐに切り離せるようになっています。これにより、そのままカメラバックに収めることが可能なので、外撮影で工具を使わずスピーディーに撮影と移動を行うことが出来ます。

現状で満足しておりますが、今後も気付いた点がありましたら、随時更新して参りたいと思います。

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