Windows11へのアップデートでクリーンインストールを強いられた為、この機会にディスク構成を改めることにしました。それで定番の『Samsung 980 M.2』を導入したので総合的にベンチマーク測定を行った結果、発覚した罠がありました。
目次
『PHISON PS5012-E12』は早かったはず
メインPCは、ドスパラゲーミングの『GALLERIA』です。『Cドライブ』担当は『PHISON PS5012-E12 512G M.2』なので、1Tにしたいなぁと考えておりました。それで『Samsung 980 M.2 1T』を購入したのですが、ベンチマークを回してみると大差無いことが分かり思いの外『PHISON PS5012-E12 512G』が早かったので、そのまま使用することにしました。
ただ後々知ったのが、マザーボードの『M.2』スロットによってスピードが変わるという事実。このマザーボードはスロットが2つなので、取り付ける際に入れ替えたような気がします。
これにより『Cドライブ』の速度を低下させてしまいましたが、体感出来るほどではないので今回はスルーしています。
気休めヒートシンク
※上記は紹介とは違う類似品です。
外付けSSDとして別途『M.2』を使用していますが、結構、熱を持つんですよね。
マザーボードに取り付けた場合、風の当たらない場所だと心配なので気休めに、ヒートシンクを取り付けてみました。既に意味無し情報があるので期待してはいませんが、見栄えが良いと『冷える気分』になれるのです。
パーツは、こんな感じでとてもきれいな赤です。
メス側のヒートシンクに、サーマルパッドフィルムを張ります。
M.2の端子の出具合を気にしながら乗せます。
オス側のヒートシンク裏面に、、サーマルパッドフィルムを張ります。
合体。
改めて、端子の出具合確認します。
とても、格好良くなりました。
普段は、見えませんが・・・。
『Samsung 980 M.2 1T』も乗せる
こちらが、安定・安全・安心の『Samsung 980 M.2』です。
雰囲気が既に、優秀そうです。
今回は編集スペースとして『Dドライブ』で活躍してくれます。
ヒートシンクに収まりました。
グラボを挟んで、上が『PHISON PS5012-E12』で、下が『Samsung 980 M.2』です。冒頭で書きましたが『M.2スロット』によって速度が変わるという話。『GALLERIA』購入時は、下が『PHISON PS5012-E12』でした。
改めてベンチマーク測定
基本的に起動ディスクが早い方が良いので、理想を言えば同じメディアで構成した方が簡単ですよね。
今回使用の2枚の性能は、ほぼ同じくらいの認識ですが、最終的にスロットによる速度低下測定となってしまいましたね。定番ストレージ用のベンチマークソフトウェア『CrystalDiskMark』を使用して測ります。
PHISON PS5012-E12(Cドライブ)512G
こちらは『1G』設定での計測。
こちらは『64G』設定での計測。
早い方のスロットであれば『3500Mbps』ほど出ていたような気がします。
『Samsung 980 M.2』(Dドライブ)
こちらは『1G』設定での計測。
こちらは『64G』設定での計測。
理想的な数値で、これなら4K動画もサクサク動きますね。
今回発覚した失敗の対処法は『M.2』のスロット入れ替えからの、起動ディスク変更ぐらいで済みそうです。もし今後、速度的に不満が出るようなら実施したいと考えております。