最大転送速度が、7,000MB/秒を誇る『Samsung 980 PRO』を貧弱な『PCIe X1 M.2 変換アダプターカード』に刺したらどれぐらいのスピードが出るかを検証してみました。
目次
『PCIe X1』に乗せる理由
現在使用のマザーボードは、爆速SSDである『M.2』が2枚刺し仕様。本当は、もう1枚追加したいところなので『PCI Express』経由で装着しようと開けてみたら『X16スロット』の空きが無く『X1スロット』しか残っていないことに気付きました。『だったら、M.2の性能を上げれば良いでしょ?』という安易な発想です。
こちらが今回、犠牲となる『プロ先輩』です。
ちなみに、こちらも使用していますが『3,000MB/秒』を超えて来るので体感では差が分から無いほど、どちらも爆速です。
『GLOTRENDS M.2 PCIe X1』の紹介
安過ぎて怖いんですけど、まぁ、これも実験ですよね。
わざわざ『プロ先輩』を購入した理由はこれで、製品ページではこれぐらいの数値をうたっています。本当にこれぐらい出たらすごいと思いますけど、マザーボード性能とかもあるので、期待はしないように・・・。
こちらが噂の拡張カードです。
まぁ、基盤という印象ですね。
小さいケース用のアダプターも付いています。
『Samsung 980 PRO』を乗せると、こんな感じです。
分かり辛いですが『PCIe X1』に取り付けた画像で、一番下に刺さっています。
- RTX2070(グラフィックボード)
- IntensityPro 4K(キャプチャーボード)
- Inateck PCIe-USB 3.2 Gen 2(Type-C拡張カード)
- GLOTRENDS M.2 PCIe X1
『CrystalDiskMark』で速度測定
早速、速度測定の定番アプリ『CrystalDiskMark』で回してみました。
『Samsung 980 PRO』の『PCIe X1』接続
こちらが『1G』での測定結果です。
続いて『64G』での測定結果です。
ほぼ、差の無い感じで測定出来ていますね。
『Samsung 860 EVO 1TB』の『SATA』接続
ちなみに交換前に使っていた、通常SATA接続の『2.5インチSSD』も比較対象として測定しました。
こちらが『1G』での測定結果です。
続いて『64G』での測定結果です。
M.2と比べると『300MB/s』程度の速度アップでした。
こちらも、体感出来るほどの差は無いと思います。
現在、DTM音源とゲームの専用保存先としていますが、とても快適に動いてくれています。今後、マザーボードを入れ替えた際に威力を発揮するはずなので、プロ先輩にはもう少し楽して頂きたいと思います。