Adobe『Premiere Pro』は動画編集の定番ソフトですが、ハッキリ言って不具合多過ぎです。バージョンアップが頻繁にあるので致命傷にはなりませんが急いでいる時は本気で、EDIUS(エディウス)に乗り換えるか検討してしまうほどです。
さて、今回はバージョンアップをキッカケに『.prproj』ファイルが開けず、クラッシュしてしまったので、解決方法をメモ致します。
バージョン違いの思い込み
- 新バージョンのプレミアで、旧バージョンのプロジェクトを開く・・・〇 開ける
- 旧バージョンのプレミアで、新バージョンのプロジェクトを開く・・・× 開けない
これについては、常識かと思います。
- 新バージョンのプレミアで、旧バージョンのプロジェクトを開く・・・× 開けない場合もある
では、こちらは如何でしょうか?
『必ず開ける』と思っていました・・・_(._.)_
ちなみに、転送エラーなどで動画ファイルが破損していた場合『プレミアに入れた時点でクラッシュする』と思い込んでいましたが、編集出来てしまうパターンもあり、この場合はエンコードで失敗するようです。
完全に言い切れる訳ではありませんが、バージョンが進むに連れ新しい事例も発生するので『常に柔軟に受け入れる心構えを持ち合わせていなければ』と反省するのですが、そもそも普通に動画編集したいだけです。
開けない時に試す方法
勿論、再起動などの常識項目を済ませた後での話ですが、早まってバージョンダウンする前に試してもらいたい方法があります。
Premiere Proを一旦終了させ、プロジェクトファイルからでは無く、新規で起動させて下さい。
上部バーの『ファイル』⇒『新規』⇒『プロジェクト』と進めます。
『新規プロジェクト』ウィンドウが立ち上がるので『場所』を指定し『OK』をクリック。
『名前』については、これで生成される『.prproj』は使わないので、そのままで大丈夫です。
上部バーの『ファイル』⇒『読み込み』を選択します。
指定場所に『開きたいけど開けなかったプロジェクトファイル』を置き、選択して開きます。
『プロジェクト読み込み』から『プロジェクト全体を読み込み』を選択し『OK』をクリックします。
これでも開けない場合は、セキュリティーソフトや導入プラグインの影響もあるようですが、原因は様々なので、一つづつ検証して行くしかありません。
- 旧プロジェクトファイルからは開けない
- 新規でのプロジェクト作成は可能
今回は上記2つの事実検証から『旧プロジェクトファイルと新プレミアバージョン』の相互性を疑い解決に至りました。
原因は必ずあるので、諦めずチャレンジしてみましょう(^^♪