映像クオリティーを上げる基本的な方法に『ハレ切り』があります。これは、レンズに余計な光が入らないよう対策することですが、専用のアイテムがあります。今回は、SmallRigの『ミニマットボックスサンフード 3196』を紹介致します。
SmallRig『ミニマットボックスサンフード 3196』レビュー
同じ内容で、YouTube動画でも紹介しています。
『ミニマットボックス』の紹介
基本構成は、本体とリングです。
質感はカーボン調で、非常に軽量です。
上部中央のツマミネジは、開閉パネルのテンション調節です。
完全固定から、プラプラ状態まで幅広く調節出来、手で動かしてのストップも可能です。
シンプルですが、とても素晴らしい仕事をしてくれます。
サイド寄りのネジはレンズリングとの固定用です。
下側センターにネジ穴が切られていますが、これはカメラ下に通すロッドクランプとの接続用です。
こちらは『2660』専用なのですが、形状的に装着出来るような気がしますが、保証は致しません。
とにかく、長いレンズのサポート用ですね。
『フィルターフレーム』の紹介
一番初めは、取り外しに手こずると思いますが『フィルターフレーム』が付いています。
当然ですが、取り外すとパネル側が驚くほど軽量になります。
NDやシネマフィルターを装着する為のフレームですが、レンズにネジ込むタイプのフィルターを使用するのであれば、外しておいて良いと思います。
ちなみに、接続用リングがかなり優秀です。
レンズのフィルターネジにねじ込んで取り付けますが、その状態でフィルターやレンズキャップを装着出来る仕様になっています。
『サンフード』をレンズに装着
丸い穴にレンズ先端を入れネジを閉めたら、しっかりと固定されます。
バッチリ、固定されています。
サンフードは太陽やライトの角度により、余計な光がレンズに入り込む現象をコントロールするアイテムです。
フレアを味として狙うのであれば良いのですが、意図に反した光はコントラストを下げてしまう原因になるので、昔も今も必須アイテムになっています。
マットボックスが付くだけで、本格的なカメラに見えますよね。
これで逆光方向でも、ギリギリまでコントラストを維持しながら撮影出来そうです。
さてさて、寒さに負けず作品作りに励みましょう(^^♪